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グリーンインフラレンディングの投資家説明会に参加してきました

本日、7月18日(水)に行われたグリーンインフラレンディングの投資家説明会に参加してきましたよ。

GILのウエブサイトに説明会の告知が掲載されたのが13日(金)の21時前くらい。

たまたまTwitterを眺めていたらいち早く気がついて申し込まれた方がいて、それで私も慌てて申し込みメールを送りました。

たぶん告知掲載から10分ちょっとだったかと。

それから3日後の海の日の午後に当選メールが届き、「おっしゃー!」と心の中でガッツポーズ。


先着30名に入れるのか内心ドキドキしていたのでメールを見た時は思わず喜んでしまいました。

でもこれ、参加できて喜ぶのは何か違う気がするのだけど。

まあいっか(笑)

中久保社長は不参加!?

本来ならこのような説明会に参加する立場になるのは不本意以外の何物でもないのですが、なぜか喜んでしまった矛盾を抱えながらメールをチェックしていると・・・。

(株)グリーンインフラレンディングは不参加の予定です の一文が!

おいおい。

確かに業務改善命令を受けたのはmaneoマーケットで、金融庁から投資家にきちんと説明しなさいよとお叱りを受けたのもmaneoマーケット。

だからその社長である瀧本さんが説明するのは当然だし理解できる。

でも投資家の心理としてはGILの中久保社長にも来てもらいたいですよ(言いたいこともいっぱいあるし)。

もしかしてだけど、中久保さんは極度の照れ屋さんなのか??

まあ大人の事情なんでしょうね。

説明会の当日

そんなこんなで当日を迎え、有楽町駅からすぐの場所にある会場(新有楽町ビル)へと向かいます。

仕事を終えて銀座方面へ向かう丸の内OLのキラキラした流れに逆らうように、お金のことでギラギラしたおじさん(私)は皇居方面へと歩きました。

待ちに待っていた説明会でもあるので、会場に近づくにつれて少し楽しい気持ちになってきたのですが、やっぱりこの感情はおかしい。

一歩間違えば債権者集会にもなりかねない場へ向かうのにワクワクしてしまっている。

それだけこれまでが情報不足なんですよ。

それで何か妙なテンションになってしまっている。

これがmaneoマーケット&グリフラ連合の高度な戦術ならばもう降参ですけど、実際は金融庁の手前、ストレートな情報発信ができなかったのでしょう。

別サイトの運営でみんなのクレジットにインタビューをした時に、そのあたりの不自由さはいろいろと聞きました。

説明会スタート

18時40分頃に会場入りしました。

すでに瀧本社長は待機していました。

少し痩せた? さすがにやつれたというか、疲れた印象。

そういう目で見るからなのか、そんな感じがしました。

後の質疑応答で明らかになりましたが、瀧本さんの脇に2名の弁護士が着座していました。

19時定刻に説明会はスタート。

まずは瀧本社長がお詫びを述べ、深々と5秒以上のお辞儀をされていました。

いつもの軽やかな感じはなく、実に神妙な面持ちです。

前半15分は経緯説明(これまでにリリースした文書の読み上げ)と事前にメールで募った質問への回答がありました。

残り45分で質疑応答ですが、当然時間は押して、終了したのは予定を30分延長の20時30分でした。

今回以外に2回の説明会を予定しているそうです。

質疑応答

ここで質疑応答の内容を列挙します。

編集したり意訳したりしていますのでご了承ください。

あと、たくさんあって長いです。

また便宜上、JCサービス(JCS)、エスクローファイナンス(EFI)と表記していますが、瀧本社長の発言はすべてそれぞれ甲社、関係会社と表現されていた旨をご了承ください。

まずはメールで実前に募った質問から。

Q.今後の返済計画の見通し、JCSの経営状態、各ファンドの進行状況、繋ぎ資金、いわゆるリファイナンスが必要な場合など、maneoマーケットとしてどう考えているかを、できる限り具体的に教えてください。
A.確認を実施している。JCSからは各プロジェクトの前倒しでの売却に向けて努力していると聞いています。

Q1.現時点で何を売却できて何が売却できないのか? 使途不明金2億5000万円のうち5000万円は細野豪志に渡ったが、それ以外はどこに回ったのかを教えてください。そしてその2億5000万円の原資はどの案件からだったのか?
A1.バイオマスと太陽光のプロジェクトを前倒しでの売却を計画している。詳細は確認中。使途不明金は自己資金と聞いています。

Q2.匿名組合契約の中で免責事項を見ましたが、虚偽による契約の場合、それを取り消すことができるので、虚偽のあった案件については契約解除をできるものである。なぜ契約解除を促さないのか?
A2.これはGILと匿名組合員の契約についての免責事項であり、甲社に適用されるものではありません。

Q1.7月11日の償還及び分配金に関して、返済原資の確認を要するまで留保、法務局へ供託とありましたが、いつまで留保するのですか?
A1.投資者間の公平性の観点から問題がないことを確認ができるまでは供託の解除、分配はできない。それまでは支払いは留保します。

Q2.8月11日以降の償還及び分配金に関してはどのような扱いになっているのか?
A2.本日JCSがリリースした文書にある通りGILへの返済は月末に予定通り行われる見通しだが、この資金に関しても償還・分配は留保されることになると思われる。投資者間の公平性の観点から、問題がないことを確認ができてから償還・分配を実施したいと思います。

Q3.全ての原資の確認をするまでに、どのくらいの期間を要するのか?
A3.期間は不明だが、一刻も早く償還・分配できるようGILに協力していきます。

Q4.GIL並びにJCSは今後資金を返済できる見通しはあるのか?
A4.詳細は確認中。一刻も早くプロジェクトの売却ができるよう協力していきます。

Q.GILのファンド募集が止まっていることによりリファイナンス等ができず、貸付先の経営が悪化し、元本が戻らなくなることが心配です。ファンドの募集再開は行われないのか?
A.現在のところ募集を再開する予定はありません。

ここまでは予め用意された回答を淡々と読み上げる感じで進行しました。



ここから生の質疑応答に入ります。

Q.自動車ローンなどでも目的外に利用したことが判明すればすぐに全額返済を迫られる。GILとの間にそのような契約はないのか?
A.即時返済を迫りたいが、それよりもプロジェクトの売却を成立させた方が投資家のためになる。売却先の紹介をするなどmaneoマーケとしても協力している。差し押さえや競売などの手段が必ずしも投資家のためになるとは思えない。

Q.maneoマーケ、GIL、JCSがそれぞれに文書を出して齟齬が生じている。新しい情報が出るのを待っている投資家からすると非常に不毛。三者で意思統一というか、すり合わせをしてから文書を出せないものか?
A.自由な発信を制限されている環境下にあり、ご迷惑をお掛けしています。きっちりと償還・分配を実施するという点では三者一致していることをご理解いただきたい。

Q.今日の説明会にGILはなぜ参加しない?
A.声をかけたが不参加との回答でした。その代わりとしてJCSのウェブサイトに本日付でメッセージがアップされた。今後も参加しないと思いう。

Q.関東財務局から虚偽の勧誘を認定された。その認識はあるか?
A.個人的には虚偽という表現はどうかな?と思うし、勧告が出る前に当局にも指摘したが法令上仕方ないとのことだった。

Q.この状況でなぜみんなおとなしいのかわからない。なんで供託してるの? 供託なんてしないで返して欲しい。いきなり返らないということになってるのに、なんでみんな黙ってるんだろ? リスクが高いと思ったから短い期間である6ヶ月の案件に投資してきた。6ヶ月の期限通りに返して欲しい。7月11日に償還予定だった、2ファンドに投資していたが法務局に供託なんておかしい。お金返して!!
A.償還予定だったスリランカの水力発電とバイオマスのプロジェクトを売却して、その返済原資を確認できてからの償還になる。投資者間の公平性の観点からご理解いただきたい。

Q.供託していたら他の債権者に差し押さえられるのでは?
A.GILの債権者は限定的だと思います。 *「限定的」の意味は後の質問で明らかになります

Q.遅延でなく留保という言葉を使っている、遅延損害金は発生するのか?
A.遅延損害金はどういう取り扱いになるのか現在のところ私にもわからない。遅延損害金を検討するのは償還・分配が終わってからになる。

最近maneoで太陽光ファンドの募集があったが本件との関連性は?
A.JCSとは無関係の案件です。

Q.期失になっている総額、GILのユーザー数、ユーザーの個人・法人の内訳を教えて欲しい。
A.今ここで正確な数値はわからないが、総額は約127億円(7/11償還=供託分を除く)。ユーザー数は約5000人。内訳はほとんどが個人。法人は60〜70法人程度だったかと思う。

Q.6月4日以前に、JCSを怪しいと思わなかったのか?
A.タイに同行したり、発電所の視察もしており、事業実態があることは把握していた。行政処分自体も事業実態がないということを指摘されたわけではない。開発費と立替の定義の捉え違いを指摘されている。そういう意味で「怪しい」とは思っていなかった。

Q.弱い担保に対して過剰に融資を募っていたり、環境省から蓄電池の補助金返還命令のニュースもあったが、そのあたりについてどう思うか?
A.EFIから担保価値の8割までの融資をしていると報告されており、過剰ではない。環境省から返還命令を受けた徳之島の発電所も実際に視察したことがあるが、JCSとしても処分に対していろいろ異議があると聞いている。

Q.EFIの説明が全然出てこないがなぜか?
A.EFIにも説明会への参加を要請したがお断りされた。説明を避けているわけではない。

Q.期失になっているが、供託金は今後どんどん積み上がっていくのか?
A.JCSから7月末の返済は大丈夫とのメッセージが出ている。前倒しでの売却を急いでおり、実際に引き合いもある。個人的な希望としてはそう遠くない時期に償還できると良いと思う。例えば「スリランカのSPCの持分を売却したお金です」と原資が立証できるようであれば償還できる。7月31日返済分でその確認ができるかというと、それは非常に難しいと思う。

Q.JCSとはどのくらいの頻度でコンタクトしているのか?
A.JCSの社長とは週一程度で顔合わせをして、2,3日に一回は電話で話をしている。状況は進展しているという印象を持っている。

Q.JCサービスの資金繰りは大丈夫なの?
A.私にもわかりません。それを開示してくれと再三再四お願いしている。

Q.maneoマーケとして何かサポートはしているのか?
A.融資など資金面でのサポートは一切できない。営業面でのサポートはしている。maneoの顧客でバイオマスに興味のある機関投資家を紹介したりしている。こういったことは、これまでもしていた。

Q.開発途上の発電所を売ると価値が低くなってしまうのでは?
A.完成させるには400MW(50mw×8箇所の計算)なので1000億円以上の資金が必要となり、ちょっとそれは現実的ではない。もともとJCSもそこまでやる計画ではなかった。権利、土地、港などをパッケージにして売る予定だから、開発途上でも売却はできる。

Q1.JCSの資金繰りはわからないとか、まるで他人事みたいですよね? 今回の指摘は虚偽の説明であったわけですから、お金が戻らなかったら元本保証してもらえます?
A1.そうならないように努力している。

Q2.法令違反を国によって認定されたわけだし、法的義務も発生してくる。最悪の事態に対するスタンスをこの場で示していただきたい。
A2.この件に関しては一刻も早く資金をお返しできるように努力させていただく、ということにとどめさせていただきたい。

Q3.業務改善命令に責任の所在をはっきりと・・・書かれているのに他人事ですよね? ですから元本が既存した場合は補填していただけますよね?
A3.申し訳ありませんが、この場ではコメントを差し控えさせていただきます。

Q.maneoは大丈夫ですか?
A.maneo株式会社は本件では処分対象になっていません。

Q.なんとかしてほしい。JCが売却までに資金繰りショートして倒れてしまうことが一番怖い。maneoマーケは表立って資金的な支援ができないと思うが、なんとかしてほしい。
A.営業的な支援をして一緒に努力している。JCSは昔からよく知っているが、7月11日にしっかりお金が入ってきてすごいなと思いました。実は資金ショートするんじゃないかと心配もしていた。

Q.JCSは計画倒産を狙っているのでは? 中久保社長は過去に2社潰している。
A.そういう人たちではない。そういう人たちならもっと大変なことになっている。JCSの社長から過去に会社を倒産させたことも聞いているが、その経緯は不運が重なったものと聞いている。

Q.みんなんのクレジットみたいにサービサーへ格安で債権譲渡して終了というのを一番恐れている。
A.それは今は考えていないし、今後もないと思う。債権譲渡を実行する場合、それを決定するのはEFIということになるが、同社はJCSの関連会社とはいえ一定の独立性がある。また、maneoマーケとEFIは近いしい関係なので、何も相談なく一方的に譲渡を決定することはありえない。

Q.JC証券は第一種と第二種を持っているが、独自にソーシャルレンディングを始めてリファイナンスするのは法的に可能なのか?
A.免許持ってるだけではダメ。金融庁は許可しないはず。

Q.債権者には工事業社もありますよね? 供託金は危険では?
A.工事業社はJCSの債権者であってGILの債権者ではない。親会社の債権者が子会社の供託金にいきなり手を突っ込んでくるとは思えない。投資家はGILの債権者。

Q.投資家以外の債権者が供託金を回収にかかるなどの緊急事態があったら、供託金の解除はされるのか?
A.緊急事態が起きた場合は状況に応じた行動を取るべきだと思っている。

Q.maneoマーケとして何か支援できる方法はないのか? 例えば中に入ったり社長を変えるとか。
A.そういうアイディアはあると思う。免許事業者なのでそれに抵触しない形でできることで、かつ必要があればしたいと思う。

時間も押しているため、質問は3つまで受け付けますと告知が入りました。

Q.(瀧本社長の)左にいらっしゃるお二人の立場と感想を教えてほしい。
A.日頃お世話になっている弁護士の先生です。事業や本件に対してもいろいろな形でアドバイスをいただいています。

Q.株主との対話はどうなっているのか?
A.9社のベンチャーキャピタルに報告、お詫びをしている。「投資家の皆様に迷惑をかけないように」などのアドバイスをもらっている。

Q.関東財務局から8月13日までに業務改善の内容を報告することを命令されているるが、その内容は投資家にも何かレポートされるのか?
A.最低限、関東財務局へ報告したということをサイト等で公表する。が、内容について公表できるかはわからない。差し支えなければ全部公表したい気持ちはある。今のように三者三つ巴みたいになっているのは本当に不本意。申し訳ありません。言いたいこともたくさんあり、オープンなスタンスを貫きたいがそのことができない状況にあり、大変申し訳ありません。

説明会を終えて

質疑応答の最中に質問者から幾度か瀧本さんへの指摘がありましたが、どこか他人事感というのは実際に私も感じました。

立場上、言葉を選びながらなのでどうしてもそう聞こえてしまうのかもしれませんが。

かなりの金額を投資されている女性がいらっしゃって、結構ヒートアップされていました。

ただ他の参加者は冷静というか、極力冷静に努めている印象。

実際はみなさん大なり小なり、何かしらの怒りを抱えているのは、語気からも少し感じ取れました。

ここにグリーンインフラレンディング&JCサービスの中久保社長やエスクローファイナンスの関係者が列席していたら、もっともっと感情的な会になっていたかもしれません。

会の終了にあたり瀧本さんは改めてお詫びをして、深々と頭を下げていらっしゃいました。

今度は時間にして10秒くらいかな。

「新しい情報がなくて申し訳ない」ということも述べられていました。

まとめ

期失の127億円が戻ってこないことには、償還・分配は基本的に実行されません。

質問タイムでは個人的に伝えたい思いは伝え、瀧本さんからもそれなりのリアクションをいただきました。

とはいえ、結果がすべてですからね。

とにかく事態が好転することを待つしかなさそうです。

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