グリーンインフラレンディング

グリーンインフラレンディング|ファンド一部募集停止のお知らせ(続報)

グリーンインフラレンディングファンド一部募集停止のお知らせ(続報)をウェブサイト上に掲載しました。

同時に募集の取扱い(取得勧誘)、投資家の管理を行っている立場からmaneoマーケット「グリーンインフラレンディング」における一部募集停止のお知らせmaneoのウェブサイトに掲載しました。

グリーンインフラレンディングには私も投資を600万円超を投資しています。

まずは今どんなことが起きているのかを整理して、これまでに何が起きて、これから何が起こるのかを検証してみたいと思います。

肩すかしな内容

グリーンインフラレンディングのサイトに掲載された文書から引用です。

1)対象ファンド名
① 【第15弾】バイオマス発電ローンファンド
第1次募集~第28次募集(募集総額 5億円)の内、第26次募集~第28次募
集分を停止しております。

② 【第21弾】メガソーラーローンファンド
第1次募集~第25次募集(募集総額 5億円)の内、第18次募集~第25次募
集分を停止しております。

2)募集停止の理由
対象ファンドに関し、現在、資金の使用の一部について確認を実施しております。
3)今後のファンド募集予定
対象ファンドに関しては引き続き募集を停止と致しております。また新規募集ファンド
につきましては、募集を保留と致します。
上記2)の確認完了後、募集再開の可否について判断する予定です。

6月11日の発表とほとんど変化がありません。

新しい情報としては「資金の使用の一部について確認を実施しております」との部分。

前回の発表では「対象ファンドに関して確認を要する事項の存在を認識した」とされていました。

投資家から集めた資金の使途に何かしらの問題があるかもしれないと。

もう一つ変更点がありました。

「対象ファンドに関しては引き続き募集を停止と致しております。また新規募集ファンド
につきましては、募集を保留と致します。上記2)の確認完了後、募集再開の可否について判断する予定です。」
の部分。

「確認完了後、募集再開の可否について判断する予定です」の部分が“対象ファンド”だけに係るのか、“新規募集ファンド”にも係るのか。

ちょっとよくわかりません。

この部分、前回の文書では「確認の結果を受け、募集再開の可否を判断致します」となっていました。

なお、次回は6月26日(火)に報告するとのことです。

前回から一週間以上も間を開けたにもかかわらず、なんとも肩すかしな内容です。

ソーシャルレンディングでありがちな資金使途問題

今回の文書で初めて公になった「資金の使用」について。

ソーシャルレンディングではたびたび問題になっていますね。

みんなのクレジットでは投資家から集めたお金が、ちょっと目も当てられないような使われ方をされていました。

・ファンドの償還資金に他のファンドの出資金を充当
・キャッシュバックキャンペーンにファンド出資金が充当されていた
・白石伸生代表取締役が自身の借入れ返済等に使用
・親会社(当時:ブルーウォールジャパン)の増資にファンド出資金が充当されていた

などなど、もう無茶苦茶。

グリーンインフラレンディングではさすがにここまでのことは起きていないと信じています信じるしかないのですが、実際はどう使われているのか?

待つしかない状況です。

これまでの経緯

グリーンインフラレンディングにまつわる最近の動きを時系列にまとめてみましょう。

6月1日(金) 14時32分 休止前最後のファンド募集開始
【第15弾】バイオマス発電ローンファンド(第25次募集) 募集開始
→6月4日(金)13:12 満額成立

6月4日(金) 22時46分 休止前最後のファンド成立(満額成立)
【第21弾】メガソーラーローンファンド(第17次募集) 満額成立
←6月1日11時25分に募集開始

以降、ファンドの新規募集は休止

6月11日(月)   分配日 分配は予定通り実行される

6月11日(月)18時30分 「ファンドの一時募集停止のお知らせ」をウェブサイトに掲載
6月19日(火)に次回の報告がある旨も告知

6月13日(月) 19時20分 突如として新規ファンドの募集を開始
【第1弾】200億円突破記念ローンファンド(第1次募集)
・募集総額 2,005万円
・運用利回り13.00%
・借入期間 12ヶ月
・担保、保証ともに無し
→募集開始から11分11秒後の19時31分11秒に満額成立

6月15日(金) 夜  借り手(事業者A)の都合により募集済みのファンドを突如キャンセル
【第1弾】200億円突破記念ローンファンド(第1次募集)

6月19日(火) ファンド一部募集停止のお知らせ(続報)
新しい事実の発表はほぼ無し。

6月20日(水)  NHKニュース7で報道 New!!
「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査

6月26日(火)  3回目の報告を予定

時系列で改めて確認してみると、いろいろ詰んでますねこれ^^;

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今後のシナリオ

投資家から集めた資金の使い方にどんな疑義があるのか、ただただ正式な報告を待つしかない状況です。

ただ何かしら問題があった場合、最初の展開としては次のいずれかが想定できます。

① 当該ファンドの募集を打ち切り

② グリーンインフラレンディング全体のファンド募集打ち切り(=営業終了)

①であろうと②であろうと、投資家としてもっとも気になるのは現在運用されているお金がどうなるのか? ということですよね。

①であればグリーンインフラレンディングのファンドは融資対象の物件以外に債務の返済義務が及ばないノンリコースローンを採用していますので、仮に万一当該ファンドの融資先がデフォルトしたとしても、まずは他の案件で運用されている資金は守られます。

しかし私はあえて“まずは”と書きました。

数ある発電所案件のうちの一つとはいえ、デフォルトとなれば親会社であるJCサービスの経営にじわじわと負の影響が出てくるはずです。

それがどの程度のインパクトがあるのかは知る由もありませんが、プラスに作用することはないでしょう。

②の場合。

これは最悪の事態まで想定というか、覚悟する必要がありそう。

リファイナンスができなくなれば、資金繰りが苦しくなる融資案件が続出・・・なんてことにもなりかねません。

そうなると、運用中のファンドから無事に償還できるのかどうか微妙なところですね。

頼みの綱はmaneoマーケット

随分とネガティブなシナリオを書きましたが、個人的には最悪のシナリオで腹をくくっておいた方が良いだろうと思っています。

ただまったく希望がないわけではなく、maneoマーケットの存在が少しだけ安心感をもたらしてくれています。

これが金融庁の指導であれば、投資家の資金を守るためにソフトランディングさせる責任まで負いません。

これはみんなのクレジットへ行政処分を下した後の経緯からも明らかです。

投資家の資金はびっくりするほど何も守られませんでした。

ただ、今回はmaneoを含め11のソーシャルレンディングプラットフォームを預かるmaneoマーケットによる監査と推察されます。

maneoマーケットの信頼と今後の成長にも大きな影響を及ぼすので、投資家を守るという点では同社の威信にかけて最大限の努力をするのではないでしょうか。

最後にmaneoマーケット・瀧本憲治社長が5月21日にブログへ投稿した記事から引用しておきます。

投資家もリスクをご承知の上で投資をしていただいているスタイルですが、
<中略>変なカタチで信用を失い、
業界に迷惑をかけることの無いよう、誠実に業務を推進させていただきます。

まだまだ未熟なソーシャルレンディング業界ですが、
すこしでも業界の発展に寄与できるように全員で頑張ります。

私たちの前期の方針は、「固める」でした。
・案件の審査を堅いものにし、
・業務全般にミスが無く、
・当たり前のことを当たり前にできる
体制づくりをして来ました。

そして、今期の方針は、
「もっと固める」
と致しました。

成長を最重視するのではなく、
・案件の審査を堅いものにし、
・業務全般にミスが無く、
・当たり前のことを当たり前にできる
体制づくりに今期も一年かけて取り組みます。

maneo 公式サイト

まとめ

わりと悲観的な見方を書きましたが、確認作業の結果、何も問題がなかったという結論になる可能性も一応ありえますよね。

今後どんな展開になっていくのか、当ブログでも報告していきたいと思います。

ちなみにグリーンインフラレンディング以外のmaneoマーケットが募集をする他のプラットフォームは、何も問題なく営業されているとのことです。

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